新しいルノー5はRWDを採用か
公開 : 2012.04.03 15:33 更新 : 2017.06.01 00:55
トゥインゴからインスピレーションを受けたとされるルノー5の後継モデルは、革新的で高級なシティカーとされるが、どうやらリア・エンジン、リア・ホイール・ドライブというレウアウトを採用することとなると予想される。このトゥインゴのフォローアップ・モデルは2014年に販売が開始される予定だという。
2011年に発表されたRスペース・コンセプトに基づきながらも、その新しいサルーンは、クロスオーバー・スタイルの日産ジュークの影響を受けたものとなろう。
新型はルノーのプラットフォームとダイムラーのドライブトレインを組み合わせた最初のモデルとなる。プロジェクト・エディソンと呼ばれるそのタイアップは、次期のスマート・フォーツーや、更にシャシーを伸ばしてスマート・フォーフォーやトゥイングなどにも使われることになろう。その基本はリア・エンジン、リア・ドライブにある。
ジュネーブ・モーターショーでルノーのマーケティング責任者、スティーブン・ノーマンは「トゥインゴの後継車は全く予想外のメカニカルな革新」があると語っていた。また「予想外の印象的な広さを持つ」とも言っていた。
クリオは5ドアのみ、そしてトゥインゴは3ドアのみで販売されることになるだろう。また、完全なる電動バージョンも用意されることになる
「5」や「トゥインゴ」というネーミングが使われるかどうかも決定していないという。しかし新しいルノー5は、かつてのルノー5の哲学的な要素は受け継ぐが、まったく新しいクルマだという。
「フィアット500やBMWミニのようなレトロなクルマではない」とノーマン。「シトロエンC1、プジョー107、トヨタ・アイゴがライバルではない」とも言った。
新しいルノー5は、クリオの下のポジションのクルマで、トゥインゴの名前はスマート・フォーツーの兄弟車に付けられることとなろう。