東京モーターショー 海外メーカー相次ぐ不参加なぜ? 大きな課題 変わる役割

公開 : 2019.07.01 19:54  更新 : 2019.07.02 14:02

海外のショーも直面 オートサロンは好調

伝統的なモーターショーが変わりつつあるのは、何も東京だけではない。

110年以上の歴史を持つ北米国際オートショー(デトロイト・モーターショー)もワールドプレミアの台数は年々減っており、次回からは開催時期を夏に変更しお祭り気分で楽しめる、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のようなイベントにシフトしていくという。

東京モーターショーの来場者が減りつつある中、改造車のお祭りである東京オートサロンは回を追うごとに出展社数も増え、自動車メーカーの出展もおなじみになった。

生真面目な東京モーターショーに比べて、「ここでしか見られないクルマ」「度肝を抜く派手なクルマ」など、心底、クルマが好きなひと達が作っているオートサロンはワクワク感を筆者は感じる。

海外からの来場者も激増し1日当たりの来場者数は10万人超。モーターショーの平均を上回るまでになった。

東京モーターショーの開催まであと4カ月。日本車の底力を世界に発信し、日本人が気づいていない日本車の魅力をアピールする機会になることを願いたい。

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