長期テスト BMW M135i(最終回) 改造プロジェクト終了 M2と比較

公開 : 2019.07.04 11:10

バーズにモディファイを依頼 まずはハンドリングから

M135iのポテンシャルを高めるため、われわれは有名BMWスペシャリストであるバーズの手を借りることにした。

ヒースロー空港にほど近い同社は、アップグレードパッケージを開発していた(これはM135iだけでなく、M235iや後期型のM140i、M240iにも装着可能だ)。ご存じの通り、B1キットでは新しいスプリングとダンパー、クワイフ製LSD、エンジンのリマッピング等が含まれる。

昨年夏に、われわれは走行距離4万8000km弱のM135i 3ドアモデルを1万7500ポンド(255万円)で購入していた。B1キットは合わせて6640ポンド(96万8000円)かかるため(24カ月の保証を含む)、われわれはこのマシンに計2万4100ポンド(352万円)を費やしたことになる。ちなみに、このキットは個別に装着することも可能で、M135iもやや値下がりして1万4000ポンド(204万円)程度で購入することができる

われわれは手始めに、ハンドリングの改善に着手した。経験豊富なレーシングドライバーであるジェームズ・ウェーバーと、彼と長い間ともに戦っているレースエンジニアのピーター・ウェストンとともに、バーズはM135i用のサスペンションキットを開発していた。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事