ロードテスト アウディeトロン ★★★★★★★★★☆
公開 : 2019.07.07 09:50 更新 : 2021.02.09 23:25
使い勝手 ★★★★★★★★☆☆
インフォテインメント
新世代アウディの大型モデルに共通することだが、このeトロンもインフォテイメントシステムのハードウェアは、最新のMMIナビゲーションプラスとMMIタッチを採用する。10.1インチのメインディスプレイを上段に、8.6インチのサブディスプレイをその下に標準装備。両方とも、グラフィックの洗練性は実にすばらしく、ソフトウェアは楽に扱い方を覚えることができる。
ところが、これらのディスプレイのヴァーチャルな操作系が、走行中に扱いづらいのはこれまでと変わらない。それでも、指先へのフィードバックが、少なくとも画面上のどこを触れているのかはっきりさせてくれる。なお、アウディご自慢のヴァーチャルコックピットは標準装備に含まれる。
テスト車に装備されていたバング&オルフセンのサウンドシステムは、800ポンド(約12万円)のオプション。eトロンの静かなキャビンでは、そのサウンドの高いクオリティを、耳がおかしくなるほどボリュームを上げなくても存分に堪能できる。
駐車
燈火類
LEDヘッドライトは標準装備。アダプティブ機能を持つLEDマトリックスヘッドライトとダイナミックウインカーは、セットで1350ポンド(約20.3万円)のオプションだ。テスト車は標準仕様だったが、今回はその実力を試すことができなかった。
ステアリングとペダル
ペダルは大きく、配置も適切で操作しやすい。左側のフットレストは、十分なサイズがある。ステアリングコラムはチルトもテレスコピックも十分な調整幅があり、誰もが満足できるはずだ。