ポルシェ・タイカン、上海に上陸 「スポーツカーのハンドリング、サルーンの快適性」
公開 : 2019.07.02 11:45 更新 : 2021.02.10 17:27
ポルシェ・タイカンのデモラン・イベントが各国で始まります。まずは上海に、タイカンが上陸しました。カレラカップのドライバーが試運転。コメントが届きました。
「ポルシェトリプルデモラン」とは
独ポルシェAGは、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」のプロトタイプで、デモンストレーション走行イベントを実施する。
これは、中国、英国、米国の3カ国で開催される「ポルシェトリプルデモラン」という催しで、ポルシェエクスペリエンスセンター(PEC)上海のハンドリングコースにおける公式デモラップからキックオフとなる。
今後グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのヒルクライムレース(7月4日〜7日)と、ABB FIAフォーミュラE選手権のシーズン最終戦(7月13日〜14日/ニューヨーク)においても、タイカンはその可能性を実証することになるのだ。ステアリングを握るのは、有名ドライバーたちで、グッドウッドがマーク・ウェーバー、フォーミュラE最終戦がニール・ジャニ。
上海では龍の絵が描かれ、ポルシェ・カレラカップ・アジアのドライバーであるリー・チャオがステアリングを握る。
現在もカモフラージュされたポルシェ初のフル電動スポーツカーであるタイカンプロトタイプは、ポルシェの販売市場のなかでも注目される中国、英国、米国を3週間にわたり訪問する予定。ルーフに各ホスト国への敬意を表したカラーリングが施されるのが特徴だ。
「タイカンの開発における明確な目標が、ポルシェ特有の優れた性能であることは、運転を開始した直後から感じ取ることができました」
ドライバーはとくにハンドリングに感銘を受けたとコメントしている。