謎のメルセデス・ベンツEクラス 合成燃料を使うテスト車両?
公開 : 2019.07.02 17:50
ガソリンエンジンにバイオ燃料?
メルセデス・ベンツの親会社であるダイムラーは、ボッシュと共同で、人工的に生成される代替燃料の開発を行っていることが知られている。そのテストをしている様子が目撃された可能性は高そうだ。
ダイムラーはこれまで、水素燃料電池や電動技術のほかに、将来の駆動力として選択肢となり得る代替燃料の開発に多額の投資を行ってきた歴史がある。
その中でも広範囲にわたる試験が行われてきたのがバイオ燃料だ。特にバイオマスから合成ガスを製造し、それを液化することで作られる「サンディーゼル」と呼ばれる燃料を、現実世界の様々な環境下でディーゼル・エンジンに使用してテストしてきた。
もし、われわれの推測が正しければ、メルセデスはこのような燃料を、ガソリン・エンジンに使うテストを開始したのかもしれない。