Aクラスからアルファードまで OTOTENデモカー ダイヤトーン/アルパイン/ケンウッド/JBL

2019.07.02

ダイヤトーン NR-MZ300PREMIで構成

メルセデス・ベンツA180スポーツに搭載したシステムは、システムの中核として最新のAVナビ「NR-MZ300PREMI」を搭載。このユニットは、CD、DVDの他、USBやSDメモリーに記録したファイルデータ再生が可能。USBメモリーとSDカードではハイレゾファイルの再生にも対応し、Bluetooth経由でのワイヤレス再生も可能としている。

フロントドアには2ウェイスピーカー「DS-SA1000」と、カーゴルームにはサブウーファー「SW-G50」を1本。さらにこのスピーカーを駆動するパワーアンプとしてブラックス(ドイツ)製「Matrix MX4」を2台。システム価格は税込で180万円に迫り、取り付け費含めれば200万円は超える。まさに考え得る最高峰のカーサウンドが楽しめるシステムなのだ。

ソースは24bit96kHzのハイレゾ音源をダウンサンプリングしたもの。高S/Nの中に透明感あふれるピアノのタッチでスタートし、張りのあるボーカルへと続く。ドアのウーファーから再生される中低音は自然な質感を感じさせると共に引き締まった低域も生み出している。低音の量感も適度で、その安定したサウンドバランスは見事としか言いようがない。

プリウス 純正スピーカーでシステム構築

もう1台のプリウスもヘッドユニットには「NR-MZ300PREMI」を組み込むが、見逃せないのがスピーカーは純正のをそのまま使っていること。これで大丈夫か? と多くの人が思うだろうが、音を聴いてみればそんな不安は一気に吹き飛ぶ。中高域の伸びも発揮しながら自然で聴きやすい音を聴かせてくれたからだ。

プリウスの純正スピーカーは前後左右のドアスピーカーにダッシュボードのツィーターを加えた6スピーカーである。これをNR-MZ300PREMIのパッシブクロスオーバーで帯域分割することでマルチタイムアライメントを動作させ、これがタイムアライメント調整を実現した。

特に素晴らしかったのが疑似5.1chサラウンドを聴いた時。センタースピーカーもないのに驚くようなリアルさで臨場感たっぷりに聴かせてくれたのだ。

次に聴いたのはアルパインだ。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新国内ニュース

人気記事