新型ルノー・キャプチャー、プラグインハイブリッド追加 内装/後席/ワンペダル運転

公開 : 2019.07.05 18:45

PHEV、1ペダル運転も

発売当初には、3種類のガソリン・ターボと2種類のディーゼル・エンジンが用意される。すべて最新世代のユニットだ。ベースとなる1.0ℓ3気筒「TCe 100」エンジンは、最高出力100ps/最大トルク16.3kg-mを発生し、トランスミッションは5速マニュアルとなる。

1.3ℓの4気筒にはチューニングの異なる2つの仕様があり、「TCe 130」バージョンは130ps/24.5kg-mを発生。トランスミッションは6速マニュアルまたは7速デュアルクラッチ式から選べる。「TCe 155」バージョンは155ps/27.5kg-mを発揮し、パドル付きの7速デュアルクラッチ・トランスミッションと組み合わされる。

ディーゼルは両方とも1.5ℓ4気筒で、95ps/24.5kg-mを発生する「ブルーdCi 95」は6速マニュアル・トランスミッション、高性能な115ps/26.5kg-mの「ブルーdCi 115」は6速マニュアルまたは7速デュアルクラッチとの組み合わせとなる。

2020年の第1四半期には、プラグインハイブリッドの「E-TECH」が追加される。ルノーが150以上の特許を持つというこのシステムは、1.6ℓガソリン・エンジンと9.8kWhのバッテリー、2基の電気モーター、そして新開発の「マルチモード・ダイレクト・トランスミッション」で構成されている。ルノーによれば、この連続可変トランスミッションはデュアルクラッチ式のように感じられるという。電気のみで45kmの距離を、最高135km/hという速度で走行できる。ブレーキは同社のEVから応用したもので、強い回生ブレーキにより「1ペダル運転」が可能だという。

パフォーマンスや燃費などの数値はまだ明らかになっていないものの、同社のエンジニアによれば150ps程度の最高出力と、一般的なガソリン・エンジンを「実質的に」超えるトルクを発生するという。

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