2019年上半期、輸入車の登録台数が前年割れ 何年ぶり? 「2019年6月に売れたインポートカー」

2019.07.08

2019年6月「インポートカー」新規登録ランキング

車名別インポートカー新規登録台数(1月からの累計台数順)

日本自動車輸入組合 乗用車、貨物、バス合計(カッコ内は前年比)

 

1位 メルセデス・ベンツ 6183台 (100.9%)
2位 フォルクスワーゲン 4790台 (89.8%)
3位 BMW 5097台 (94.6%)
4位 BMWミニ 2722台 (105.9%)
5位 アウディ 2450台 (77.7%)
6位 トヨタ 1754台 (81.6%)
7位 ボルボ 1950台 (99.8%:前年はボルボ・トラックを含む)
8位 ジープ 1803台 (142.8%)
9位 日産 760台 (72.1%)
10位 ホンダ 1216台 (92.5%)

11位 プジョー 1120台 (108.6%)
12位 ルノー 622台 (93.8%)
13位 フィアット 658台 (94.1%)
14位 ポルシェ 813台 (105.2%)
15位 スズキ 514台 (133.5%)
16位 ランドローバー 530台 (159.6%)
17位 ジャガー 363台 (85.6%)
18位 三菱 216台 (109.6%)
19位 シトロエン 411台 (109.6%)
20位 スマート 171台 (53.6%)

M・ベンツ 52カ月連続でトップ

外国メーカー車の6月のブランド別成績では、前年同月比0.9%増の6183台の新規登録を成し遂げたメルセデス・ベンツが52カ月連続での首位に輝く。続く第2位には、同5.4%減の5097台ながら1ランクアップを果たしたBMWが位置。前月第2位のフォルクスワーゲンは、同10.2%減の4790台で第3位にダウンした。また、第4位には同5.9%増の2722台を記録したBMWミニが前月と同様にランクイン。ドイツ4強の一角のアウディは、同22.3%減の2450台と落ち込んで第5位に甘んじた。

トップ5以外の外国メーカー車のブランド別成績では、精力的に新型車および特別仕様車を発売した中堅ブランドの健闘ぶりが目立った。ジープが前年同月比42.8%増(1803台)、プジョーが同8.6%増(1120台)、ランドローバーが同59.6%増(530台)、シトロエンが同9.6%増(411台)、アバルトが同25.3%増(322台)、DSが同29.1%増(71台)という好成績を成し遂げる。

高級スポーツカーブランドも躍進し、ポルシェが同5.2%増(813台)、フェラーリが同88.5%増(115台)、ランボルギーニが同15.8%増(66台)、マクラーレンが同66.7%増(35台)を記録。さらに、高級車ブランドのベントレーが同120.8%増(53台)、BMWアルピナが同12.5%増(27台)、ロールス・ロイスが同18.8%増(19台)の好セールスを達成した。

一方、新型車効果が薄れた日本ブランドは苦戦中。プラスを記録したのはスズキ(前年同月比33.5%増の514台)と三菱自動車(同9.6%増の216台)のみで、トヨタ自動車は同18.4%減(1754台)、ホンダは同7.5%減(1216台)、日産自動車は同27.9%減(760台)と数字を落とした。

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