ありがとうコルベットC7 英国1車線道路の旅へ 楽しみ、スピードだけに非ず
公開 : 2019.07.20 09:50
番外編1:偉大なコルベット3選
スプリットウインドウ(1963年)
多くがもっとも美しいコルベットだと考えるこのスプリットウインドウを持つクーペが生産されたのは、1963年の1年間だけだった。
この年、独立懸架式リアサスペンションを持つC2世代が登場したのであり、初めて「スティングレー」の名を与えられている。
インジェクション仕様はオプションであり、エレクトロニックイグニッションも同様だった。
L88(1967年)
L88はアルミニウム製シリンダーヘッドに427キュービックインチ(6997cc)の排気量を組み合わせた特別なエンジンだった。
公式には436psとされていたそのパワーだが、実際には558ps以上を発揮しており、1967年に生産されたL88コルベットはわずか20台に留まる(1969年には生産終了となっている)。
現在、1967年式L88コルベットは、オークションで350万ドル/280万ポンド(3億8000万円)もの値段で取引されている。
ZR1(1990年)
オーバーヘッドカムを与えられたエンジンを積む唯一のコルベットであり、ZR1のクアッドカムエンジンは、ロータスが設計し、マーキュリー・マリンが生産を担当していた。
現在、この170mphの最高速を誇るモデルには、3万ポンド(407万円)以上の値が付いている。