新型ランドローバー・ディフェンダー モデル情報が流出 8人乗り「130」追加へ

公開 : 2019.07.09 12:20

価格 「90」が邦貨540万円?

「S」仕様のディフェンダーはフロント・フォグランプ、「パフォーマンス」ファブリックが張られた12way調整式「セミ・パワード」シート、12のインストゥルメント・クラスターを装備する。

「SE」仕様では20インチの「アポロ」ホイール、ハイビーム・アシスト付きのプレミアムLEDヘッドライト、電動ミラー、パッシブ・エントリー・システム、14way調整式電動フロント・シート、370Wのメリディアン製オーディオ・システムと10スピーカー、オートマティック・パーキングが装備される。

「HSE」はマトリックスLEDヘッドランプ、18way調整式ウインザー・レザー電動メモリー機能&温度調節付きシート、そしてランドローバーのいう「ドライブパック」と「パークパック」が付く。

「X」はダーク仕上げの20インチホイールとテールライト、さらにハイスペックなフロント・シート、「コパイロット」パックを装備する。

加えて、JLRは4種類のオプション・パッケージ(ケーパビリティ、インテリア・アップグレード、エクステリア、コンビニエンス)と、個別に選べるオプションを設定。さらに「エクスプローラー」「アドベンチャー」「アーバン」「カントリー」と名付けられたディーラー・オプションのアクセサリーも用意される。装備が充実した高級仕様や多数のオプションを用意することで、JLRが大金を支払う個人オーナーを惹き付けようとしていることは明らかだ。

価格に関する確実な情報は入っていないものの、AUTOCARが関係者から聞いた話によると、ディフェンダー90のスタンダード仕様は4万ポンド(約540万円)程度からになる見込みだという。よりハイスペックなモデルはさらに高くなる。

顧客の想像力を刺激することに失敗したディスカバリーの反省から、ディフェンダーでは多数のバリエーションを揃えることで成功しようとしていることを、複数の情報筋が示唆している。

より本物感のあるスタイリング(内外装とも)に、より先進的なテクノロジーと新世代のプラットフォームを備える新型ディフェンダーは、この収益性が高い市場で、ボルボXC90のような新しいライバルに十分対抗できるだろう。

独特のポスト・モダンなエクステリアとインテリアは、2011年に発表されたコンセプトカーのDC100から大きく変わらないようだ。これは新型ディフェンダーにとって、レンジローバーやレンジローバー・スポーツとの違いを際立たせることにも一役買うはずだ。

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