実車 ラディカル・ラプチャー、公道重視の新型車 サーキット講習も グッドウッド
公開 : 2019.07.09 19:10
英ラディカルから、公道走行を重視した新型車「ラプチャー」が発表。とはいえ、屋根もドアもありません。765kgの車重に355ps。価格は約1200万円から。
もくじ
ー 0-100km/h加速 約3秒
ー パワー・ウエイト・レシオ 464ps/1t
ー 公道用/サーキット用 選べるオプション
ー アジア販売 現在調査中
0-100km/h加速 約3秒
サーキット用車のスペシャリストとして知られるラディカルが、これまでで最も公道走行に重点を置いた新型モデル「ラプチャー」を、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで発表した。
同社によれば、この新しいフラッグシップ・モデルは「生々しい、爽快なドライビング体験」を、公道でもサーキットでも提供できるクルマとして設計されたという。特に軽量化と空力効率には力が入っている。
ラプチャーのパワーユニットは、マスタングや新型フォーカスSTに搭載されているフォード製2.3ℓエコブースト・エンジンをベースにラディカルがチューンしたもので、最高出力355ps、最大トルク44.2kg-mを発生。このエンジンには、軽量クランクシャフトや鍛造ピストンとコンロッドを採用し、フォード・フォーカスRSから流用したツインスクロール・スーパーチャージャーが加えられている。
ラプチャーは0-60mph(約96.6km/h)を3.0秒で加速し、最高速度は165mph(約265.5km/h)に達するという。