実車 ラディカル・ラプチャー、公道重視の新型車 サーキット講習も グッドウッド
公開 : 2019.07.09 19:10
パワー・ウエイト・レシオ 464ps/1t
ミドシップに搭載されたエンジンのパワーは、6速パドルシフト・ギアボックスを介して後輪に伝えられる。シフトダウン時には自動的にエンジンの回転を合わせる「オート・ブリッパー」機能を備える。
軽量スペースフレーム・シャシーを持つオープン・コクピット2シーターの車体は、重量わずか765kgに抑えられており、パワー・ウエイト・レシオは1トンあたり464ps。ライバルとなるダラーラ・ストラダーレやロータス3-イレブンと同等だ。
公道仕様のラプチャーは、フル調整式サスペンションやブレーキ、ドライブトレインを、ラディカルのサーキット仕様車であるSR3やSR8と共有する。これらのコンポーネントは、モジュラー構造のボディにより、調整や修理が容易であると同社は言う。
ラプチャーのスタイリングは、ル・マンのプロトタイプから着想を得たラディカルのデザイン言語を控えめに進化させたものだ。2015年に発表されたレースカーのRXCスパイダーと比べると、ノーズコーンの形状やディフューザーのセットアップ、リアウイングのデザインが変更されている。