カローラはミシシッピ工場で継続

トヨタとマツダが合弁で設立する完成車工場、「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA（MTMUS）」について最新情報が入った。

2021年よりトヨタ向け生産ラインで生産する予定車種が、「カローラ」から「新型SUV」に変更された。

今回の変更は、北米市場におけるSUV需要の高まりに応えるためのもの。MTMUSは、当初の予定通り2021年から生産を開始する予定で、北米で販売するカローラは、引き続き米国ミシシッピ州の「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ミシシッピ」にて生産を行います。

マツダとトヨタは、2017年8月に、両社が折半出資で約16億米ドルを投資し、米国で30万台の生産能力を持つ完成車生産合弁会社を設立することに合意。2018年1月に工場建設地をアラバマ州ハンツビルに選定し、3月にはMTMUSを設立した。

現在は、2021年の生産開始に向けて従業員の新規採用や工場の建設を進めている。