フォルクスワーゲン・ゴルフRの最新スクープ
公開 : 2013.06.12 20:00 更新 : 2017.06.01 02:00
フォルクスワーゲンは、そのゴルフの歴史の中で最も強力なモデルである286bhpを発揮するMk7のゴルフRを開発中だ。既にニュルブルクリンクでテストしている風景はお伝えしたが、今回の最新のスクープ・ショットはアルプスの山中でのテスト風景だ。
このゴルフRの登場でゴルフのラインナップは完成することになるが、そのデビューは9月のフランクフルト・モーターショーになるようだ。
その2.0ℓのTSIエンジンはアウディS3と密接な関係にあり、286bhp、38.7kg-mのパワー、トルクを発揮する。0-100km/hは5.0秒、再高速道は250km/hというパフォーマンスを発揮する。
フォルクスワーゲンはゴルフRのエグゾースト・ノートをよりスポーティにチューニングしている。また、このゴルフRは新しいハルデックス5を使用する4 Motion(4WD)だ。また、電子制御のディファレンシャルも装備する。
ゴルフRは、ライトウエイト・アロイ・ホイールやブレーキを含め軽量化が徹底されており、その重さは1200kgになるという。旧い267bhpのゴルフRよりもパワー・アップしているにもかかわらず、その経済性は14.3km/ℓの燃費と、163g/kmのCO2排出量となっている。