じつは、次期型レンジローバー 現行型ボディでテスト開始 BMWエンジンの噂も
公開 : 2019.07.12 11:54
初のEV 乗用車的な姿に?
エクステリア・デザインは現行モデルの進化形になり、レンジローバーのアイコニックなルックスは受け継がれるだろう。ランドローバーはその伝統的なイメージを利用したいと考えているはずだからだ。
現行モデルは3世代目よりもソフトで丸みを帯びたが、その流れは次世代型にも引き継がれる。
ロールス・ロイスやアストン マーティンが復活させるラゴンダなどの高級なライバル達は、EVモデルの発売準備を整えている。環境に優しい電動パワートレインと高級車の組み合わせによる完璧な相乗効果を理解しているからだ。
MLAはガソリンとディーゼル・エンジン、プラグインハイブリッドに加え、電動パワートレインの搭載にも対応しているものの、次期型レンジローバーの発売当初からEVモデルが用意されることはないだろう。
ランドローバーはレンジローバー初のEVを、独立したモデルにしたいと考えている。おそらくこのモデルは、他のランドローバー車よりも乗用車的な、背の高いワゴンのようなスタイルとなり、オフロード性能は制限されたクルマになるだろう。
それ以外のレンジローバーの電動モデルは、2022年に発売となる標準モデルから遅れて追加される見込みだ。その中にはフルサイズ・レンジローバーの電動モデルも含まれるが、これは主にアジアの大都市向けとなる。