ナチュラルな電子制御 ランボルギーニ・ウラカン・エボ 国内サーキット試乗

公開 : 2019.07.12 19:10

どのようなメニューだったか

7月某日午前9時、曇天のFSW=富士スピードウェイフルコース。先導するインストラクターのペルフォルマンテにジャーナリストの乗る2台のエボが続くというフォーメイションで、ランボルギーニエスペリエンザの一環であるプレス試乗会は始まった。

まずはインストラクターのペルフォルマンテに続く2台目のポジションでコースインするが、ウラカンはいつものとおりドライビングポジションが自然に決まるのが好ましい。

フルコースを走るのはかなり久しぶりなので、ステアリングに備わるANIMAコントローラーはデフォルトのストラーダのまま、まずはコースの感触を確かめつつインストラクターを追走する。

しかしその間にも、ステアリングの正確さとフィールの好さ、ブレーキの強力なこととそのコントロール性の素晴らしさが実感できる。LDVIのお世話にならない領域でも、ハードそのものの出来の好さが伝わってくるというわけだ。

そうして3ラップするが、最初のスティントではストレートの後半にブレーキングゾーンが設けられていて、そこでは20km/hまで減速、そこから再び1コーナーに向けて加速していくという、クルマとコースに慣れるためのフォーメイションである。

そこで一旦ピットイン、今度は別のエボのコクピットに収まって走り出すが、そこでANIMAを切り替える。

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