アルピナ版 BMW X7の開発、検討中 過去にはアルピナ i8/ミニも計画
公開 : 2019.07.12 18:05
アルピナi8 実現しない理由とは
アルピナは、2015年には、最高出力466psを発生する4気筒エンジンを搭載したi8の進化型を製作し、テストしていたこともあると、ボーフェンジーペンは明かした。当時と比べ、今やガソリン・ハイブリッドのシェアは2倍に膨れ上がっている。
100ps以上もパワーアップさせながら環境性能を犠牲にすることがなかったi8について「とても説得力のある走りだった」と振り返るボーフェンジーペン。しかし、このプロジェクトはBMWが反対を表明したためキャンセルせざるを得なかったという。
「BMWは、Mやアルピナがiブランドのモデルに手を入れることは好ましくないと、われわれに言ってきました」と彼は語る。「BMW iは環境に対する優しさを表すものであり、見えるところにエグゾーストパイプを装備することも許されないと、われわれは言われたのです」
アルピナは長いことBMWと協力関係を築いてきたため、その意見を無視することはできなかった。そのi8と同様に、ミニもアルピナの仲間入りを果たせなかった。