アストン マーティン/ラゴンダ カーシェアリングや自動運転を視野に
公開 : 2019.07.12 19:10
アストンの幹部が、カーシェアリング/自動運転に関する将来の展望を語りました。変わりつつある都市生活者の生活様式や価値観は、ブランドにとって「好機」となるとのことです。
もくじ
ー 変化する顧客 「挑戦であると同時に好機」
ー クルマは文房具のようなものに
ー ラゴンダは? 革新的な開発が可能
変化する顧客 「挑戦であると同時に好機」
アストン マーティン・ラゴンダのチーフ・プランニング・オフィサーを務めるニキ・リミントンによると、同社は都市部における理想的な交通を実現する自動運転カーシェアリングの可能性に向けて準備を整えているという。
彼女はまた、ブランドの将来的なラインナップは、同社を革新的なソリューションを提供する独自のポジションに押し上げることになると信じているという。
ロンドンで開催されたドライビング・ザ・フューチャーのイベントでリミントンは、高まる都市化、より移動を求めながらも高齢化する人口、ミレニアル世代の増加、女性の購買力増大、これらの複合効果が将来のアストン マーティンとラゴンダに、顧客層の劇的な変化をもたらすという彼女の信念を強調した。
2050年には世界の人口の70%が住むという都市部における顧客の要求が変化することを強調し、彼女は次のように語った。「これは挑戦であると同時に好機でもあります。スポーツカー、スーパーカー、SUVのスペクトラムを網羅し、独自の高級と高性能を兼ね備えた将来のモデルラインナップが、われわれのブランドを時代に対応した地位に押し上げることになると、わたしは信じています」