アストン マーティン/ラゴンダ カーシェアリングや自動運転を視野に
公開 : 2019.07.12 19:10
クルマは文房具のようなものに
「自動運転にはあらゆる可能性があります。その中で最も魅力的なものの1つは、システムの働きによってさらに速く移動できるということです。オーナーは運転から解放されながら、今より速く旅行することができるでしょう」
「しかし、われわれはクルマをシェアすることの可能性についても考えています。ひとびとの考え方は変わりつつあります。ある人にとって、クルマを所有することは文房具のようなものになっています。時間が経って価値が減れば魅力が失せる。また、前にどんな人が乗っていたかわからないということに、抵抗を感じなくなりつつある。これはカーシェアリングへの好機です」
「今日より多忙になる都市生活者は、すぐに自動運転車を高級ホテルや仕事場の代わりに活用するようになるでしょう。これらのクルマは、われわれがアストン マーティンでやってきたように、ブランドを表現するパーソナライズが求められます。つまり、われわれの得意分野ということです」
ラゴンダは? 革新的な開発が可能
ラゴンダは既に完全電動セダンの開発に取り掛かっており、2021年の発売を予定している。さらにSUVの準備も進行中で、こちらは2021年に発売される見込みだ。
「高級という概念は変わりつつあります。ラゴンダは革新的な開発が可能なブランドであり、多様化する顧客の要望に応える柔軟性をわれわれにもたらします。異なるニーズに合わせられる広範なバンドワイズをわれわれが持っていることは明らかです」と、彼女は語った。