ベントレー・コンティネンタルGT3、準備完了
公開 : 2013.06.13 10:42 更新 : 2017.06.01 02:00
ここ10年の歴史の中でベントレーにとっては最初のレーシング・マシンとなるコンティネンタルGT3レーサーは、サーキット・デビューするに充分な準備が出来上がったようだ。
コンティネンタル・ベースのレーシング・マシンは、4.0ℓツインターボV8をチューンされたエンジンを搭載し、6速のシーケンシャル・ギアボックスを装備する。そのパワーは発表されていないが、生産型エンジンは500bhpのパワーで、0-100km/h加速4.6秒というタイムを持つ。
プロダクション・モデルの重量は2295kgだが、レーシング・モデルは、余分な装備を廃し、カーボンファイバー製のドア、トランク、ボンネットの採用などによって1000kg近いダイエットが計られるという。また、ダブル・ウィッシュボーン・サスペンションは4ウェイのアジャスタブル・ダンパーを持ち、コンペティション・ブレーキが与えられる。さらにFIAスペックのロールケージとカーボンファイバー製のシートが装備される。
ベントレーのモータースポーツ・ディレクター、ブライアン・ガッシュは「モータースポーツはベントレーにとって不可欠な要素だ。そしてこのパフォーマンスと耐久性は、ロードカーに反映されるべきものだ。」と語っている。