大予想 新型アウディA3 洗練重視 カブリオレ廃止? オールロード検討も
公開 : 2019.07.19 12:25 更新 : 2019.07.20 00:41
改良されたMQB IIプラットフォーム
社内コードネーム「AU380」と呼ばれる新型A3は、フォルクスワーゲン・グループのMQBプラットフォームを大幅に改良したものが使われる。
より小型のA1や車高が高いQ3に似た力強い外観になり、市場では間もなく発売されるBMWの新型1シリーズや、メルセデスAクラスの競合となる。
スチールとアルミニウムを組み合わせた車体構造は、先代A3のプラットフォームよりも軽量かつ高剛性で、特に振動や騒音を抑えることを重視して開発は行われた。
このMQB IIプラットフォームは、さらに先進的な電動化技術を組み込むことが可能だ。これにより新型A3は、予定されている7年間のモデルライフの中で、様々なマイルドハイブリッドおよびプラグインハイブリッドのドライブトレインを持つ仕様を投入することができる。
また、デジタル・インストゥルメントパネルのアウディ・ヴァーチャル・コクピットをはじめ、今後の5G回線にも対応するインターネットを介したコミュニケーション機能や、革新的な自動運転機能なども採用されるだろう。
新型A3はまず、5ドア・ハッチバックと4ドア・セダンの生産から始まる。5ドアはこれまで通り、ドイツのインゴルシュタットで生産されるが、4ドアはハンガリーのジェール工場製となる見込みだ。