一時代の幕を閉じたクルマたち 20選 後編

公開 : 2019.07.20 16:50  更新 : 2019.07.20 18:44

リアエンジンのVW:コンビ・ラストエディション(2013年)

欧州やアメリカでは、フォルクスワーゲンは1970年代にはリアエンジンを廃止し始めた。ゴルフ、シロッコ、パサートなどの新しいモデルにはフロントエンジンを採用したのだ。しかしその後も南アフリカ、メキシコ、ブラジルなどではバスやビートルにリアエンジンを採用し続けた。

フォルクスワーゲンのブラジル部門では、その最後のリアエンジン車であるコンビに生産を2013年に終了した。この最終型は1200台が生産されたとのことだ。同社によればコンビの販売は好調であったが、ブラジルでの新車販売にエアバッグやABSが義務付けられるようになったことから、その規制に適合できないため生産を終えたとのことだ。

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