英国版認定中古車のすゝめ ジャガーXF お勧めはディーゼル 保証が重要
公開 : 2019.07.28 17:10
四輪駆動も選択可能 トップモデルは3.0ℓV6
さらに、トリムレベルも主に3つから選択可能となっている。すべてのXFで、アルミホイールとバイキセノンヘッドライト、電動レザーシートは標準であり、エンジンパワーに応じて、マニュアルかZF製8速オートマティックギアボックスの選択が可能だ。
豪華さを求めるなら、選ぶべきはポートフォリオだが、もし、さらなるスポーティさが欲しければ、ボディキットと締め上げられたサスペンションを持つRスポーツがお勧めとなる。
数が少なく、税金でも有利な2.0ℓガソリンターボにも同じく3種類のパワー(200psと251ps、そして300psだ)が設定されているが、すべてオートマティックギアボックスとの組み合わせとなる。だが、より強力なディーゼルモデル同様、ガソリンエンジンでも四輪駆動を選択可能なモデルが存在する。
低走行車両にこだわるのであれば、2.0iがお勧めだが、ガソリンエンジンのデビューは2017年のことであり、走行距離は少ないものの、その個体数も少ない。
その結果、スタートプライスは2万ポンド(270万円)ほどからとなり、走行距離2万4000kmの2017年登録2.0i 250PS Rスポーツを2万5000ポンド(337万円)で発見している。
2代目XFでレンジトップに君臨するのは3.0ℓV6エンジンを積んだモデルだ。ターボ付きディーゼルのパワーは300psに達する一方、ガソリンはスーパーチャージャーと組み合わされた結果、380psのパワーを実現しているが、どちらもグレードはSとなり、ボディキットとアダプティブダンパーが標準となる。
2015年登録、走行距離5万6000kmのガソリンモデル、3.01 Sを2万2995ポンド(310万円)で発見することができたが、同年登録で走行距離11万3000kmのディーゼルエンジン搭載モデル、3.0D Sは1万6745ポンド(226万円)のプライスタグを掲げており、より強力なトルクを誇る一方で、燃費性能に優れたディーゼルこそ、選ぶべきモデルとなるだろう。
ディーゼル、ガソリンのどちらを選ぶにしても、XFの信頼性は超一流とは言えないことは理解しておく必要がある。先月What Car?誌が行った信頼性テストでは、BMW 5シリーズとメルセデス・ベンツEクラスの後塵を拝し、ラグジュアリーカー部門では最低となる評価を受けており、もし購入するとなれば、十分な保証が付いていることを確認したほうが良いだろう。