ロータス、なぜ超高価格帯モデル投入? エヴァイヤのデザイナー/CEOとQ&A

公開 : 2019.07.22 18:10  更新 : 2021.04.27 11:59

デザイン・ディレクター語る ロータスらしさ

次にロータスのデザイン・ディレクターを務めるラッセル・カーに訊いてみた。

――クルマの周りの空気の流れをどうデザインしましたか?

「ロータスらしさを残しながら、新次元のエアロダイナミクスを追求しました。歴史的にわれわれが追い求め続けてきたことです。1960年代にはウイングをいち早く導入、70年代にはグラウンド・エフェクトにも注目しはじめました」

「このクルマでは、ボディ周りの整流だけでなく、ボディ内部の流れにも気を使っていま

す。これに着目したのはわれわれが最初ではありませんが、彫刻的に取り入れることによって見た目にも良い印象を与えるようにしています」

――それが見た目にどう影響しますか?

「外から見たときに、見慣れたボリューム感と美しいスタイルを求めました。第一印象で美しいと感じることは重要です。そしてクルマの細部を見るうちに、空気が中を通過するための開口部に気づくでしょう」

「先ほども申し上げた通り、これが他とは違ったルックスを作り出します。クルマ全体を見渡した時に、躍動感あふれる印象を与えるのです」

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事