BMW X1がフェイスリフト
公開 : 2012.04.05 13:11 更新 : 2017.06.01 00:55
フェイスリフトされたBMW X1が今週のニューヨーク・モーターショーで発表された。このエントリー・レベルのSUVのフェイスリフトは、デビューより2年半で、初めてのフェイスリフトである。
エクステリアでは、安っぽいプラスティックの外装部品を高級感溢れるものへと変更したのが特徴だ。縦格子タイプのシルバーのプレートを使用したキドニー・グリルと、より輪郭のはっきりしたフロント・バンパー、フォグランプの周りの処理などは、フロント部分を明るくしようという狙いが見て取れる。ヘッドランプは既存のX1と変わりないが、オプションのキセノン・ヘッドランプに一部としてLEDのコロナ・リング・ライトが装着され、グラフィックが一新されている。
更に、エクステリア・ミラー・ハウジングや、サイド・リピーター・ライトやサイド・シルもリデザインされている。
リアはボディ同色のバンパーがデザインし直されたのと同時に、より大きなシルバーのプレートが付けられている。
インテリアではセンター・コンソールの変更が大きな点だ。特にエア・ベントは高い位置に移動し、オプション・トリムも一新されている。
BMWはX1を主に北米でのジュニア・オフローダー・マーケットに照準を定めて開発してきている。北米市場向けには2つのエンジンが用意される。ひとつはX1 xDrive 28iに搭載される245bhpの直列4気筒2.0リッター・ターボ、そしてもうひとつがX1 xDrive 35iに搭載される306bhpの直列6気筒3.0リッター・ターボだ。
フェイスリフトされたX1は、英国では5月からの発売となっている。