アウディ、クーペSUV「Q3スポーツバック」発表 「Q4」名乗らず GLC/X4に攻勢
公開 : 2019.07.24 09:02 更新 : 2019.07.24 09:02
Q3スポーツバックのパワートレイン展開
Q3スポーツバックの発売時には、3種類のエンジンが用意される。ガソリンは最高出力230psを発生する2.0ℓ直列4気筒TFSIエンジンのみ。
一方、ディーゼルは150psと190psの2種類の2.0ℓ直列4気筒TDIエンジンが設定される。ガソリンとディーゼルの高出力エンジンには、7速オートマティック・ギアボックスと、四輪駆動のクワトロ・システムが組み合わされる。
150psのディーゼル・エンジンは、英国ではマニュアル・ギアボックスの前輪駆動となる(市場によってはオートマティックやクワトロの設定も追加予定)。
2020年はじめには、ガソリンのマイルドハイブリッドが追加される予定だ。この「35 TFSI」は気筒休止機構付きの1.4ℓ直列4気筒エンジンにオートマティック・ギアボックスと48Vマイルドハイブリッド・システムを組み合わせたもので、アウディの発表によればガソリン消費量が100kmあたり0.38ℓ削減されたという。
インテグレーテッド・スターター/ジェネレーターは小型のリチウムイオン・バッテリーとつながれ、減速時にはエネルギーを回生する。この電力を使うことで、エンジンを駆動系から切り離して惰性走行させたり、アイドリング停止も頻繁に行うことができる。
ドイツ本国における価格は150psディーゼルのオートマティック/前輪駆動「35 TDI Sトロニック」が4万200ユーロ(約485万円)から。230psガソリンの「45 TFSI クワトロ Sトロニック」が4万6200ユーロ(約558万円)から。各モデルのパフォーマンスや燃費などに関する詳しい数値は、近々明らかになるだろう。