英国版 短命に終わったモデルたち(4) 販売期間1年 真打登場
公開 : 2019.07.28 19:10
ホンダ・レジェンド(2006年〜2007年)
13年も前に業界初となる自動セルフステアリング式レーンキープや、前面衝突軽減装置、歩行者保護のためのポップアップボンネットといった新技術をオプション設定していたこのクルマは、まさに伝説となるべき存在だった。さらに、アクティブ・フロントライティングやBluetooth、リアビューカメラといったものまで、オプションリストには並んでいたのだ。
ホンダ製モデルとしては驚くべきことに、低回転では活気に乏しい3.5ℓV6エンジンには失望させられたが、この新技術を満載したモデルに、何よりも欠けていたのは、当時エグゼクティブサルーン市場を席捲していたディーゼルエンジンだった。
――何台残ってる?:この世代のレジェンドの現存数は数百台程度だろう
――いくらで手に入る?:コンディション良好な個体を5000ポンド(67万円)から手に入れることができる。