ランボルギーニ・ガヤルドの後継モデルのネーミングはカブレラ
公開 : 2013.06.18 20:00 更新 : 2017.06.01 02:16
ランボルギーニは、ガヤルドの後継モデルが、ランボルギーニ50周年を祝う9月のフランクフルト・モーターショーで発表され、2014年には発売になると、関係筋は明らかにした。
新しい2シーター・モデルは、軽量カーボンファイバーのボディと、アルミニウム製スペース・フレームを持ち、現行モデルと同様、新しいアウディR8とプラットフォームを共用する。
内部コードLP724と呼ばれるガヤルドの後継モデルは、1900mmの全幅、1165mmの全高は変わりないが、長さは16mm長い4500mmになるという。また、そのホイールベースも僅かに伸ばされ2600mmという値となる。
ランボルーニは、このLP724にアヴェンタドールに採用されたカーボン・モノコックを用いることも計画していたようだが、第2世代となるアウディR8との兼ね合いから、保守的なアルミニウム製スペースフレームに強制的にさせられたとしている。
但し、そのシャシーはランボルギーニとアウディではことなる。アウディ用は収納スペースを確保するため、ランボルギーニよりも30mm長いホイールベースを持つ。従って、ランボルギーニ用のそのアルミニウム製のストラクチャーは、195kgとアウディよりも3kg軽量となる。これにカーボンファイバーとアルミニウムによるパネルが装着され、その重さは1500kgとなる。
エンジンは5.2ℓV10エンジンをリファインしたもの。パワー、トルクは600bhp、55.3kg-mが予定され、EU6のエミッションも満たすという。
ギアボックスは、現在のオートメーション6速が廃止され、6速マニュアルが標準、R8から引き継がれる7速デュアル・クラッチがオプションとなる。
駆動方式は4WDが標準だが、2WDモデルも計画されているという。
この新しいガヤルドだが、そのネーミングは、カブレラになりそうだ。もちろん、このネーミングは、ミウラから続くスペインの闘牛に由来するものだ。