東京モーターショー2019概要発表 どのように来場者77万人を死守? 「秘策」公開
公開 : 2019.07.30 11:00 更新 : 2019.07.30 11:50
入場料、過去最高 高校生以下は無料も
入場料は過去最高の2000円(前売り1800円)。モーターショーが初めて有料となった第4回全日本自動車ショウ(1957年)の入場料20円に比べると100倍の価格となり、前回の1800円から+200円の値上げとなった。
しかし、前回は中学生以下無料だったのに対して今回は高校生以下も無料。2DAYパス//通期パスなどこれまでにない新たなチケットの販売も行われる(チケットのオンライン発売は8月1日から開始)。
さらに、「若い人にたくさん来てもらいたい」「これまでモーターショーに来たことがない人を呼びたい」という理由から、無料観覧エリアも増設している。無料となるのは以下のエリアとイベントだ。
DRIVE PARK:有明エリア TFT横駐車場
「クルマとバイクの本来の楽しさを堪能」できるDRIVE PARKでは以下の出展が予定されている。
特に、今回初めての連携となる「東京オートサロン」エリアでは東京国際カスタムカーコンテスト2019でグランプリを獲得した『ROHAN METAL IMPALA』をはじめとする世界が注目するカスタムカーが展示される予定。
最新車両や最新二輪車をそろえて試乗/同乗体験ができるエリアも設置されるほか(試乗/同乗するには東京モーターショーのチケットが必要)、FAI公認(予定)ドローンレースの国内初開催も予定されている。
OPEN ROAD:有明エリア/青海エリアを結ぶシンボルプロムナード公園(全長約1.5kmのシンボルロード)
人とモビリティが自由に行きかう1.5kmのシンボルロードが設置され、ホンダNSX GT3、トヨタヤリスWRC/TS050などのレース車両から、空飛ぶホバーバイク「Speeder」、レクサス「スポーツヨットコンセプト」など、陸/海/空の様々な乗り物が展示される。
電動キックボードやパーソナルモビリティ、超小型モビリティなど未来を感じられるモビリティへの試乗も可能(試乗には東京モーターショーのチケットが必要)。
ふだん見られないレアなモビリティやサービスの展示もあり、夢の広場が試乗ステーションとなる。
FUTURE EXPO:青海エリア メガウェブ
メガウェブをメイン会場とするFUTURE EXPOは、その名の通り「未来」をモチーフとした展示となる。
多様な業界が手を取り合って実現する近未来が体験できるというコンセプトで、自動車メーカーのみならず、オリンピック/パラリンピック等経済界協議会や経産省、NEDOなども共催メンバーに入っている。
顔認証技術、無人コンビニ、完全自動運転車両、エナジーホーム、歩行ロボット、燃料電池車両などの展示を予定している。