中国から、野心的な電動SUVコンセプト スーパースター・モード搭載
公開 : 2019.08.06 17:40
中国のEVスタートアップから、高級EVコンセプトが発表。562個ものセンサーを搭載し、自動運転やV2Xコミュニケーションを実現。元ジャガー・ランドローバーのマーク・スタントンが開発を指揮します。
もくじ
ー EVスタートアップ ヒューマン・ホライズンズ
ー 全長5.2m 室内空間は広大
ー 数百個のLED メッセージ表示
ー 航続距離 最長640km
EVスタートアップ ヒューマン・ホライズンズ
中国のEVスタートアップ企業であるヒューマン・ホライズンズが、急進的な電動SUVのコンセプト「HiPhi1」を発表した。同社の技術チームを率いるのは、かつてジャガー・ランドローバーのスペシャル・ヴィークル・オペレーションズ部門(SVO)でディレクターを務めていたマーク・スタントンだ。
このコンセプトカーは、ヒューマン・ホライズンズが最初に発売する市販モデルを予告するもので、同社によれば2年以内に製品化を計画しているという。
ヒューマン・ホライズンズという会社は、「スマート・ヴィークル、スマート・トランスポーテーション、スマート・シティ」に取り組むテクノロジー企業と表記されている。成長著しい中国のプレミアムEV市場に向けて、モデル・ラインナップの開発を計画しているという。これらのクルマは個人オーナーとカーシェアリングという両方の需要に向けて設計され、先進的な自動運転機能やV2X(車両とすべての物をつなぐ)コミュニケーションを搭載する。
HiPhi1コンセプトは同社が初めて公開した車両だ。技術的な開発は、フォードやジャガー・ランドローバーに在籍していたマーク・スタントンの指揮下で行われている。