中国から、野心的な電動SUVコンセプト スーパースター・モード搭載
公開 : 2019.08.06 17:40
航続距離 最長640km
400名のエンジニアを率いるスタントンによれば、後輪駆動と四輪駆動の両バージョンが販売されるという。後者は最高出力272psを発生する電気モーターを前後に1基ずつ搭載し、0-100km/hまで3.9秒で加速する。
バッテリーもいくつか異なる容量が用意される予定だが、最も大きな96kWhのバッテリーパックと後輪駆動の組み合わせなら、航続距離は最長640km(NEDCテストモードによる)になるとのことだ。
スタントンは車両重量の数値を明らかにしなかったが、これだけの大きさと装備から推測すると2tを超えるだろう。
当面はHiPhi1を中国以外の市場で販売する計画はないというが、将来的には世界各国で展開する野心も抱いているようだ。価格はまだ発表されていないものの、中国のEV市場ではハイエンドな価格帯になるだろう。納車は2021年に始まる見込みだ。生産はかつて起亜の中国おけるジョイント・ベンチャーのパートナーが使っていた工場で行われる予定で、現在改修が進められている。