SRTヴァイパーGT3-Rデビュー
公開 : 2013.06.22 19:00 更新 : 2017.06.01 02:16
クライスラーのストリート・レーシング・テクノロジー(SRT)は、ヴァイパーのレース・バージョンであるGT3-Rを発表した。
ライリー・テクノロジーズによって開発されたこのマシンは、680bhpの8.4ℓV10を搭載し、ル・マン24時間レースのGTEプロ・クラスに参戦できる造りとなっている。
価格は$459,000(4,500万円)で、アウディR8LMS、日産GT-Rニスモ、ポルシェ911GT3RといったFIAのGT3レギュレーションやユナイテッド・スポーツカー・レーシングGTデイトナ・クラスにも適合する。
8月からテストを開始し、今年後半にはデリバリーが可能だクライスラーは語っている。
サスペンションとボディ・シェルは、ル・マン・スペックのGTS-Rと共用し、エンジンもメカニカル的にはロードゴーイング・モデルと大きく変わりない。また、ライトウエイト・ホイール、マルチディスク・レース・クラッチ、Xトラック6速シーケンシャル・トランスミッションが装備される。シフターはパドルに装着される。
その生産台数をクライスラーは明らかにしていないが、既に1台は売れたとコメントしている。