アキュラ・タイプSコンセプト TLXタイプSを示唆 モントレーカーウィーク
公開 : 2019.08.14 15:46 更新 : 2019.08.16 14:24
アキュラ・タイプSコンセプトの外観が公開されました。北米ホンダが展開する中型セダン「TLX」のタイプSを示唆するモデルです。とうとうタイプSが復活します。
タイプS 北米で復活
ホンダが北米で展開する高級車ブランド「アキュラ」は、タイプSコンセプトを、来週にアメリカで開催するイベントで初公開する。そのデザインスケッチが発表された。
本コンセプトは、アキュラのラインナップに、高性能シリーズの「タイプS」が再び導入されることを示すモデル。今後追加される第2世代のTLXタイプS(アキュラの中型セダン)に大きな影響を与えるものと説明されている。
デザインは、「プレシジョン・クラフテッド・パフォーマンス」をテーマにスタンス、プロポーションを描き、豊かな表情と力強さを感じさせながら、クリーンでまとまりのあるシルエットを作り出したという。
2016年のデトロイト・モーターショーで発表された「アキュラ・プレシジョン・コンセプト」の美しさとスタイリングをベースに、ワイドなトレッドと低く構えたスタンス、広々としたエンジンフードによってパワフルな造形を作り出している。
また、次世代型となる片側4灯式の「ジュエルアイ」LEDヘッドライト、ダイヤモンド・ペンダゴン・グリル、「シケイン」デイタイム・ラインニング・ライト/同テールライトも、アキュラの新しいデザイン・エレメントを示すものとなっている。
2車種のタイプS 登場へ
アキュラ・タイプSコンセプトの大きなエアインテーク(センター/サイド)は、高性能エンジンとブレーキシステムに必要なエアフローを取り入れるための機能性を確保しながら、NSXのディテールを進化させたデザインを採用しているのが特徴。
専用の外装色「ダブル・アペックス・ブルー・パール」は、タイプSの伝統であるブルーをオマージュしたカラーリングとされているのも、アキュラが本コンセプトへ込めた想いを感じさせる。
アキュラ・タイプSコンセプトは、北米時間の来週にアキュラのプライベート・レセプションで世界初公開され、同週末のクエイル・モータースポーツギャザリング、ペブルビーチ・コンクールデレガンスに展示される予定だ。
なお、アキュラは今後2年間に2車種のタイプSを登場させることを宣言している。