2019年後半 英国版これから登場予定のニューモデル 一挙ご紹介 10月分 後編
公開 : 2019.08.25 05:50
プジョー508 PHEV
PSAグループの大掛かりな電動化計画の一環として、プジョーが誇るスタイリッシュなサルーンにもハイブリッドモデルが登場することになる。
508 PHEVには225psを発揮するハイブリッドシステムが搭載され、49g/km以下のCO2排出量を達成するとともに、EVとしての航続可能距離は最大40kmを確保している。
ヴォクゾール・ヴィヴァーロ
2014年に登場したばかりのバンモデル、ヴォクゾール・ヴィヴァーロだが、そのわずか5年後にはこのクルマの新型がデビューしている。
その理由は、2014年登場のヴィヴァーロがベースとしていたのは、ルノー・トラフィックのプラットフォームだったからであり、いまやヴォクゾールはPSAグループの一員として、ルノーとはライバル関係にあるのだ。
新型ヴィヴァーロが生産されるのは、ヴォクゾールのルートン工場であり、これによってこの工場の命脈が保たれるとともに、同じPSAグループのバンモデル2台、プジョー・エキスパートとシトロエン・ディスパッチとEMP2プラットフォームを共有することになる。
このクルマには、ヴィヴァーロ・ライフという名の乗用モデルも登場しており、同じくエンジンやテクノロジー、使い勝手といったものがすべて一新され、改良されている。
ヴォクゾールからはヴィヴァーロの電動化バージョンも2020年に登場する予定だ。
フォルクスワーゲンT-Roc R
300psを発揮するR-Roc Rによって、フォルクスワーゲンもホットSUVのセグメントに参入するのであり、クラスでもっとも機敏なモデルになるとしている。
T-Rocはゴルフ・ハッチバックと多くのアーキテクチャを共有しており、このクルマの中味が基本的にはゴルフRだというのも当然だろう。
2.0L 4気筒ターボエンジンもゴルフRと共通だが、このエンジンはT-Roc Rにとってはフォルクスワーゲングループの同門であり、主要なライバルでもあるクプラ・アテカにも積まれているものだ。
さらに、T-Roc Rにはフォルクスワーゲンの4モーション四輪駆動システムとダイナミック・シャシーコントロールが与えられている。