2019年後半 英国版これから登場予定のニューモデル 一挙ご紹介 11月分 前編
公開 : 2019.08.25 06:20
ベントレー・フライングスパー
2019年、ベントレーはより個性的なラグジュアリーサルーンとして、4ドアのフライングスパーを復活させているが、このクルマはクルーおけるEV化が始まる前に登場する最後のベントレーとなる。
その深い繋がりにもかかわらず、このクルマは単なる4ドアのコンチネンタルGTなどではなく、独自の魅力を備えてメルセデス・マイバッハのライバルとなるべく登場している。
発売当初にラインナップされるのは635psを発揮するW12エンジンを積んだモデルとなるが、さらにパフォーマンスを高めたスピードというモデルの存在も確認されている。
V8とV6プラグインハイブリッドモデルを搭載したモデルも登場する予定だ。
BMW M8
新8シリーズの頂点に君臨すべきホットモデル、M8の登場が年内に予定されている。
クーペとカブリオレ、さらには(ついに)4ドアのグランクーペのボディスタイルが選択可能なM8は、アウディRS7スポーツバックからポルシェ911といったモデルに戦いを挑むことになる。
改良されたBMW製4.4Lツインターボエンジンを積んで、まずはフラッグシップモデルのコンペティションが登場する予定であり、625psを発揮するこのエンジンによって、クーペボディであれば3.2秒の0-100kmh加速を達成している。
より安価なプライスタグを掲げ、より控え目なルックスをしたスタンダードモデルもすぐに登場する予定であり、そのパワーは609psを下回ると予想されている。
BMW X6
実質的には、スタイルを優先してキャビンスペースを犠牲にしたBMW X5とも言える新型X6は、2018年登場の4代目X5をベースとしたモデルだ。
プラットフォームとエンジン、さらには使われている技術もX5と共通だが、そのクーペ風のスタイリングのために7シーターモデルは選択することができない。
メルセデス・ベンツGLEクーペのライバルとなるX6では、エントリーモデルのxDrive 30dディーゼルとxDrive 40iガソリンから、トップモデルとなるクアッドターボエンジンを積んだM50dディーゼルと530psを発揮するガソリンモデルのM50iまで、幅広い選択肢が用意されている。
ようやく45eプラグインハイブリッドもラインナップされており、ごくわずかなEVモードでの航続距離とカンパニーカーとして望ましい税率を確保している。
さらに、609psを発揮するV8を積んで、この2tもの巨漢SUVに驚異的な加速性能を与えることを可能した、トップグレードのX6 Mもほどなく登場する予定だ。