パガーニ創立者が語る「V12は2026年まで存続」 EVやSUVの計画も
公開 : 2019.08.27 18:50 更新 : 2019.08.28 19:20
3.5億円以上の超高級SUVも検討中
2025年以降、ブランドはこれまでとまったく違うことに取り組むだろうと、オラチオは語る。SUVの計画さえも検討していることを彼は認めた。
「もし、パガーニのSUVを考えなければならないとしたら、それは300万ユーロ(約3.5億円)以上の価格を付け、現在の当社の戦略に沿ったクルマである必要があります。そんな製品の市場があるか、われわれにはわかりません。しかし、いかなる妥協もできません。パガーニのエンブレムを付けるクルマであれば、最高の品質でなければなりません。しかし今はまだ、コレクターの方々と何度も話し合っている段階です」
「パガーニは、SUVを生産しているメルセデス・ベンツの技術を利用することが可能でしょう。われわれの密接な協力関係は上手くいっていますから、メルセデスの大型SUVプラットフォームを使って、パガーニのSUVを作ることができるはずです。わたしの頭の中には色々とアイディアもあります。しかし、そんなコンセプトを現実にするには、長い時間が掛かります」