NISMOとウイリアムズが提携

公開 : 2013.06.27 18:57  更新 : 2021.03.05 18:51

NISMOとウイリアムズF1チームが共同でロードゴーイング・カーを開発するという。

この2つの会社のジョイントは、2014年には最初の製品をリリースするというが、それ以外の協業に関する詳細は発表されていない。

ウイリアムズは、傘下のウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング・ディビジョンで研究開発を行い、日産はエアロダイナミクス、シミュレーション、そして材質の開発を担当する。ウイリアムズはジャガーC-X75プロトタイプの開発において非常に重要な役割を果たした実績もある。

「ウイリアムズは、レースの技術をロードゴーイング・モデルに反映させた実績がある。われわれNISMOのために集中して開発をしてくれることだろう。」とNISMOの代表取締役社長、宮谷正一は語った。

確かにこれまでのNISMOの製品は、メインストリームのパフォーマンス・モデルのユーザーに受け入れられてきたが、よりライバルよりも突出したパフォーマンスを保つ必要があることをNISMOも感じているはずだ。今年の東京モーターショーで発表される日産GT-R NISMOがその役割を果すと以前は思われていた。

ウイリアムズのCEO、マイク・オドリスコルは、「この協業は、NISMOブランドの野心とそのポテンシャルを示す刺激的なプロジェクトだ。両社共にレースに対する熱い情熱を持っている。そして最新の技術は、自動車テクノロジーの頂点となるモデルを開発するために使われることだろう。」と語った。

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