日産ジューク新型、欧州発表 新小型SUVの内装/サイズ/英国価格/スペック
公開 : 2019.09.04 01:34 更新 : 2019.09.04 01:55
エンジン 1.0L3気筒ターボ
英国で発売時に用意されるエンジンは1種類のみ。マイクラ(欧州モデルのマーチ)と共通の1.0L直列3気筒ターボで、最高出力117psを発生する。ギアボックスは6速マニュアルと7速オートマティックから選べる。
将来的に他のエンジンを導入する計画について、日産はコメントしていない。だが、同じプラットフォームを使用するルノー・キャプチャーにはプラグインハイブリッドも設定されているので、新型ジュークにも今後、電動化パワートレインが採用される可能性はある。
また新型ジュークには、ステアリングやブレーキの自動制御も含む日産の運転支援システム「プロパイロット」の最新バージョンが初めて搭載される。インフォテインメント・システムの「ニッサンコネクト」は、8.0インチ・タッチスクリーンを使った最新世代のもので、アップル・カープレイやアンドロイド・オートにも対応。
オーディオは、8個のスピーカーを備えるボーズ製サウンド・システムにアップグレードすることも可能だ。
英国納車 11月〜
英国で販売される新型ジュークには、5種類のトリムが設定される。エントリー・レベルの「ヴィジア」が1万7395ポンド(約222万円)から、そして最上級の「テクナ+」は2万3895ポンド(約305万円)となっている。テクナ+では、ボディ、ルーフ、インテリアに複数のカラーを組み合わせることもでき、バンパーとサイドシルもカスタマイズできる。
発売当初のラインナップには、限定生産の「プレミア・エディション」も設定される。テクナ+をベースにしたこの特別仕様車は、英国では2万3995ポンド(約306万円)からという価格で、限定140台のみが販売される。
新型ジュークも先代と同様、引き続き英国サンダーランド工場で生産される。最初の納車は11月になる予定だ。