新型アルピナB3ビターボ・ツーリング セダン/M3より先に公開 3.0L直6は469ps
公開 : 2019.09.10 23:18 更新 : 2019.09.10 23:27
新型アルピナB3ビターボ・ツーリングがフランクフルト・モーターショーで公開。G20世代に代替わりしました。最高速度は299km/h、現行コンパクトワゴンのなかで最速に。
アルピナB3ビターボ・ツーリング 詳報
新型アルピナB3ビターボ・ツーリングがフランクフルト・モーターショーで公開。G20世代の3シリーズ・ツーリング(=ワゴン)をベースとする。四輪駆動。
3.0L直列6気筒ガソリン・ツインターボエンジンを搭載。最高出力/最大トルクは469ps/71.3kgmと発表された。最高速度は299km/h。いま発売されるコンパクトワゴンのなかで最速となった。
参考までに、先代B3の最高出力は410ps、B3 Sは439ps、BMW M340iツーリングは374psであった。
サスペンションは快適性を求めてB3専用のチューニングがほどこされる。可変ダンパーはコントロール性重視の設定だという。
ZF製8足オートマティックは、変速スピードを短縮するチューニングとのこと。LSDと4WDシステムもパワートレインの増強にあわせて再設定済み。
外観はアルピナの文法に沿う。
マルチスポークホイールは19インチと20インチの2種で、ボディ後方から左右2本ずつの4本出しマフラーが顔をのぞかせる。
ドイツのオーダー開始は2020年初旬。ドイツの納車開始は2020年夏と考えられる。
ドイツ価格はB3ツーリングが6万ポンド(796万円)、B3 Sツーリングが7万ポンド(929万円)。
セダンよりツーリングが先に、M3よりも先にB3が披露されたことにも注目が集まっている。