ランボルギーニ初のハイブリッド シアンFKP37 819ps 限定63台完売済み

公開 : 2019.09.11 16:50

過去のモデルの影響残るデザイン

デザインについて言えば、ランボルギーニはこのモデルを「近未来的なデザインと卓越した空力性能の融合」と説明しているが、「ランボルギーニの魂」は引き継がれているとのことだ。

シアンのくさび形のシルエットはワイドで角ばった形状だが、これは過去のランボルギーニ車のデザインに関わったベルトーネのマルセロ・ガンディーニに影響されたものだという。

ランボルギーニ・シアンFKP37
ランボルギーニ・シアンFKP37

ボンネット上の斜めのラインや、六角形の6連テールライトやルーフの「ペリスコープ」はカウンタックを連想させるものだ。一方低いフロントスプリッターやY字のヘッドライトはEVのテルゾ・ミレニオ・コンセプトで使われたものだ。

サイドの大型エアインテークやカーボン製フロントスプリッターにより、強力なダウンフォースが生み出されている。シアンの「ピュアですっきりとした」デザイン思想に合わせるべく、リアウイングはリアデッキに埋め込まれており、高速走行時にのみせり出してくる。アクティブ式の冷却口もエンジンリッドに都立受けられ、排気温度に応じて展開する。

ランボルギーニはシアンの生産台数を63台に限定している。ビスポークのアド・ペルソナムというプログラムにより、詳細なパーソナライズが可能となっているが、そのすべてが売約済みとなっている。

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