ヒュンダイ45コンセプト EVデザインの方向性 新モデルC-UVの出発点
公開 : 2019.09.12 12:50 更新 : 2021.03.05 21:37
量産モデルも「失望させません」
ヒュンダイ45コンセプトに搭載されている先進的な技術としては、カメラによる監視システムがあげられるが、自動運転技術の搭載の可能性を示しているという。近年のコンセプトカー同様に、サイドミラーはカメラ式になっているが、回転式のブラシが付いておりレンズをきれいに保ってくれる。
インテリアはエクステリアよりもシンプルで、センターコンソールが備わらない。内装はファブリックと木材、レザーが組み合わさり、ダッシュボードはインスツルメントとインフォテインメント・システムを組み合わせた大きなモニターで覆われている。
ヒュンダイによれば、45のインテリアは自動運転がもたらす方向性を示しているという。フラットで広い面積を持つフロアが開放的な空間を生み出しており、保温冷却機能を備えるバッテリー・パックは、フロア下に搭載される。
バッテリーを床下にレイアウトする、スケートボード化によって車内空間は最大限に広げられており、新しい家具を備えたリビングルームのような空間を生み出すことが可能となった。ラウンジスタイルのフロントシートとリアシートの下には、仕切りや凹凸がまったくない。
量産モデルでは、完全な自動運転ではなく、大きなクラムシェル型のドアも採用はされないだろう。だが、家具のようなインテリアや、温かみのある魅力的な素材感は、ぜひとも実現して欲しいところだ。「失望することはなはずです」と、サンギュップは生産モデルに自信を覗かせている。