次期ジャガーXJ 大型EVサルーンのティーザー画像公開 2020年発売
公開 : 2019.09.12 14:10
政府や業界全体の協力が必要
JLRのラルフ・スペスCEOは「モビリティの将来は電動化にあり、それを見据えた英国企業の代表として、次世代型ゼロエミッション車に注力します。そのためEVの生産拠点をミッドランドに集約します」と語った。
スペスは今後の投資規模について問われると「このような新アーキテクチャの開発のためには、数十億ポンド(数千億円)単位での投資が必要です」と答えている。
JLRは政府や業界全体に対し、テスラのようなギガスケールのバッテリー生産拠点を英国にも設けることが、「電動モビリティにおける先進性の確保」に必要だと呼びかけている。
スペスは「電動車の発展のため、利便性と価格がふたつの重要な鍵となるでしょう。充電も給油と同じくらい簡単でなければなりません」と語る。
「バッテリーを英国内の車両生産拠点に近い場所で製造することが、価格引き下げには必要不可欠です。海外からの輸入にはコストとリスクがつきまといます。英国は資源も多く、科学技術やサプライヤー・ベースが整っており、この分野で先を行くともに雇用創出も期待できるでしょう」