エヴァイヤも登場 ジャパン・ロータス・デイ2019 400台のロータス集合

公開 : 2019.09.13 18:20  更新 : 2021.10.19 19:49

ロータス・エヴァイヤも登場。エリーゼ・ヘリテージ・エデイションは3台揃い踏み。「ジャパン・ロータス・デイ」に、400台のロータスが集まりました。

9度目の開催

text & photo:Hiroyuki Kondoh(近藤浩之)

年に一度のロータスの祭典と親しまれ9回目を迎えた、「ジャパン・ロータス・デイ2019」が、9月8日にいつもの富士スピードウェイで開催された。

レース、レース形式走行会、走行会、ステージ・イベントなど様々な催しが富士スピードウェイを舞台に行われる、この「ジャパン・ロータス・デイ2019」。

400台以上の新旧ロータスが富士スピードウェイに集合した。
400台以上の新旧ロータスが富士スピードウェイに集合した。

主役はロータスの様々なモデルとそのオーナー達だが、今年の注目はなんといってもエヴァイヤの日本初公開だろう。

エヴァイヤ 日本初公開

ワンピースのカーボンファイバー製モノコック・シャシーのミドにバッテリーパックをマウント。500psのモーターを4基セットすることで2000psを発揮する。

最高速320km/h以上というスペックを持ち、130台の限定生産というエヴァイヤ。価格は180万〜200万ポンド(2億3876万円〜2億6529万円)とされている。

ロータス初の2000psを発揮するEVモデルのエヴァイヤが日本初公開。
ロータス初の2000psを発揮するEVモデルのエヴァイヤが日本初公開。

まずはロータス・カーズからエグゼクティブ・デイレクターのジェフ・ダーウィン氏やリード・デザイナーのバニー・ハット氏などを迎えてメデイア向けの発表会が行われた後、一般公開。

イベント開始時から首を長くして待っていたロータス・ファン達が展示会場を訪れ、興味深そうに展示モデルを観察(まさにそんな感じだ)していた。

台風15号接近でも

イベント自体は台風上陸の前日で、天候が急変する富士スピードウェイということもあり、悪天候が予想されていたがスタート時は晴天。

コースもドライ状態で、ロータスのワンメイク・レースとなるロータス・カップ・ジャパン、レース形式の走行会エリーゼ・スーパー・テック、往年のモデルが姿を見せるヒストリック・ミュージアム、同乗走行のサーキット・タクシー、一般参加の走行会などのプログラムが進行していく。

雨中のサーキット・タクシーとなったが、同乗者はロータスの走りを堪能。
雨中のサーキット・タクシーとなったが、同乗者はロータスの走りを堪能。

ところが台風の影響で、次第に天候は悪化。それでも、主催者側の配慮でパレードランが中止された他は、一部雨によるスタートのトラブルなどもあったが、参加車両は雨の中でも果敢にサーキットランを楽しんでいた。

また、強い雨のため、じゃんけん大会やカルトクイズなどの一部のステージ・イベントが中止となったが、これは状況を考えるといたしかたないことだろう。

来年もこの場所で

台風の影響に悩まされた今年の「ジャパン・ロータス・デイ」。事前の予報でもかなりの荒天が予想されていたが、それでも会場には400台以上のロータスが集合した。

サーキット走行や、貴重なモデルをその目で見られるというイベント自体の楽しみ。それに加えて、オーナー同士の情報交換や、久しぶりに同好の士と再会する場として、年に1度のこの日を心待ちにしていたロータス・ファンがいかに多いかを物語る数字だ。

様々なロータスと出会えるのは、このイベントならではの楽しみ。
様々なロータスと出会えるのは、このイベントならではの楽しみ。

来年のこの日は、晴天のもと、もっとたくさんのロータスのモデルとオーナー達に出会えることを期待したい。

記事に関わった人々

  • 近藤浩之

    Hiroyuki Kondo

    某自動車雑誌を経てフリーに。2013年に(株)スカイピクチャー設立(とはいっても1人で活動)。仕事は写真/動画の撮影編集、たまに作文。対象はクルマを始め、建築/フード/人物など幅広いが、要は何でも屋の便利屋。苦手なことは、自分のプロフィールを自分で書くこと(要はこの文章)

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