新型カローラ/ツーリング発売 セダンとワゴンの価格/サイズ/内装/ハイブリッドを解説 トヨタ
公開 : 2019.09.17 13:00 更新 : 2021.01.28 16:58
新型カローラ・ツーリングの内装
ワゴン版のツーリングはリバーシブルデッキボードを設定(一部のグレードを除く)し、荷室床面の高さを2段階に調節できる。
上段にセットしてリア・シートを倒せば長尺ものの積載に便利なフラットなスペースとなり、下段にセットすれば背の高い荷物の積載が可能となる。
デッキボードの裏面は樹脂製として、タフなユースにも対応し、ワゴンとしての実用性を高めている。
新型カローラのパワートレイン
搭載されるエンジンは、1.8L+モーターのハイブリッド、1.2L直噴ターボ、そして1.8Lバルブマチックの3種類のガソリンエンジン。
ハイブリッドは、98psと14.5kgmを発生する1.8Lエンジンと、72psと16.6kgmを発生するモーターを組み合わせる。駆動方式はFFのほかに4WDも設定され、これはリアに7.2psと5.6kgmを発生するモーターを備える2モーターとなる。ミッションは、いずれも電気式無段変速機だ。カローラスポーツはFFのみとなる。
1.2Lターボは、116psと18.9kgmを発生。セダンとツーリングはFFのみで、ミッションは6速インテリジェントマニュアルミッションのみ。カローラスポーツはFFと4WDが設定されるが、ミッションは10速マニュアルモード付きのCVTだけとなる。
1.8Lのバルブマチックは140psと17.3kgmを発生する。セダンとツーリングのみに設定され、駆動方式はFFのみ、ミッションは7速マニュアルモード付きCVTのみとなる。
日本仕様 ボディサイズは?
いまやグローバルカーとなったカローラだが、新型ではTNGAプラットフォームはそのままに、取り回しの良さなど日本の環境に合わせた日本専用設計としている。
例えば新型カローラ(セダン)のサイズは、全長4495×全幅1745×全高1435mm、ホイールベースは2640mm。
新型カローラ・ツーリングのサイズは、全長4495×全幅1745×全高1460mm、ホイールベースはセダンと同じだ。
ついにカローラも3ナンバー車となり、ワゴン・ボディでは従来型より95mm長く、50mm幅広く、50mm低く、ホイールベースは40mm長い。それでも、ヨーロッパ版カローラワゴンより155mm短く、45mm幅は狭く、ホイールベースは60mm短い(車高は同じ)。
パネルも日本専用
ボディパネルも、セダンではトランクリッド以外の大半、ワゴンではボンネットとバックドア以外の大半が日本専用に開発されている。
ドアミラーを格納したときに出っ張らないような配慮や、狭い場所でも乗り降りしやすいドアの厚みなど、3ナンバーになったことで従来のユーザーから敬遠されないような作り込みは、いかにもトヨタらしいといえるだろう。