マツダ、タイの新トランスミッション工場の起工式を実施

2013.07.05

マツダは、タイの新トランスミッション工場、マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド) Co., Ltd.の建設予定地であるタイ王国チョンブリ県で、起工式を実施した。式典には、タイ投資委員会のアジャリン副長官、タイ王国工業団地公社のベラポン長官、鹿島建設株式会社の中村社長、マツダの金井誠太代表取締役副会長、マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド) の川上英範社長など、約50名の関係者が出席した。

起工式に出席した金井副会長は、「マツダ第2のトランスミッション工場となるMPMTによって、世界中で高く評価頂いている『SKYACTIV技術』の生産体制が一層強化され、お客様のご要望に確実に対応できるようになります。これにより、マツダが今後も成長し続けるとともに、タイの自動車産業の発展に貢献できると考えております」とコメントした。

マツダは、2016年3月期までにグローバルの目標販売台数を170万台とし、うちSKYACTIV搭載車比率を80%にする見通しを立てており、構造改革プランの一環として、生産体制を強化している。マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド) は、2015年度上半期に稼働する計画で、SKYACTIV-DRIVEを年間で約40万基を生産する予定だという。これにより、グローバルにおけるSKYACTIV技術のトランスミッションの年間生産能力は、防府工場中関地区(山口県防府市)のトランスミッション工場と合わせて約154万基となる。

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