ベントレー・リムジンをコロネーション・フェスティバルに出展
公開 : 2013.07.05 18:50 更新 : 2017.06.01 02:16
7月11日から14日までバッキンガム宮殿で行われるコロネーション・フェスティバルに、2002年のエリザベス2世の50周年記念に使用されたベントレー・リムジンが展示される。
ベントレーのローヤル&VIPディレクター、リチャード・チャールスワースによれば、このモデルはベントレーの職人、デザイナー、エンジニアが本当にエレガントなリムジンを造り上げるために計画された「プロジェクト・ダイヤモンド」のもと、作成されたモデルだという。実際に、リア・シートには女王と同じ背丈のモデルを使用して試行錯誤を繰り返し、女王のクルマの乗降を楽にするためにドアは90度開くという。
ミュルザンヌをベースとしたモデルで、これと同じモデルも製作可能だ。インテリアに割かれる200時間を含めて400時間の作成時間が必要で、ボディ・カラーは120色から、本革は24色から選ぶことが可能。また、ステアリング・ホイールひとつとっても、620のステッチに304cmの糸が使われるという。