フェラーリ初のSUV、2022年発表予定 最高技術責任者が告白 ジレンマ克服へ
公開 : 2019.09.18 10:20 更新 : 2019.09.19 20:49
「プロサングエ」のライバル
ランボルギーニ・ウルス
恐らくフェラーリ製SUVの一番の競合モデルとなるだろう。2018年に発売されたウルスは、今までのランボルギーニ製モデルよりも2倍以上の販売台数を稼いでいることは、フェラーリも無視できない事実。ツインターボ4.0LのV8エンジンは650psを発生させ、0-100km/h加速3.6秒、最高速度305km/hを誇る。
アストン マーティンDBX
まだ最終確定はしていないが、年末にはDBXの全貌を知ることができるはず。高出力のガソリンエンジンとハイブリッドの選択肢が用意され、メルセデス・ベンツ製のV8エンジンと、アストン マーティン製のV12エンジンが選択できる見込みだ。販売台数の増大を目指す。
ベントレー・ベンテイガ・スピード
プロサングエの価格面でのライバルはロールス・ロイス・カリナンとなるが、より自然なライバルというと、ベントレー・ベンテイガの「スピード」。軽量なシャシーには635psの6.0L V12気筒ツインターボが搭載され、ダイナミックなドライビングを実現している。インテリアの品質や車内空間、長距離運転でも快適な乗り心地は、フェラーリの目指すところか?
ロータスSUV
プロサングエの登場と同時期に、ロータスもSUVに参入すると見込まれている。フェラーリより安く、スターティング・プライスは10万ポンド1300万円程度になるようだが、ドライビング・ファンなSUVという点では共通。ジーリーの影響も受ける、フラッグシップ・グレードとなるハイブリッド版の価格はフェラーリに迫る可能性もある。