マツダ新型CX-30、日本発売へ 新SUVの価格/サイズ/内装/CX-3との違い

公開 : 2019.09.20 11:00  更新 : 2021.10.11 09:25

新型CX-30のオーディオ

マツダCX-30で見逃せない装備が、新開発されたオーディオ・システム「マツダ・ハーモニック・アコースティクス」だ。

先に登場したマツダ3から採用された標準オーディオでも理想のサウンドを追求したシステムで、CX-30では音の「大きさ」「時間的変化」「到来方向」という3つの性質を最適化させるとともに、騒音を最小限に抑えながら、必要な音だけが自然に心地よく聞こえる静粛性を実現している。

ボーズ・サウンドシステム装着車
ボーズ・サウンドシステム装着車

具体的には、低音がよく聞こえて音が出やすい前席フットスペース横にウーファーを配置し、指向性の強い中高音域はサイド・ウインドウ先端に配した2.5cmツイーターとフロントドア上部の8cmスコーカーが受け持ち、後席ドアに中域用8cmスコーカーという8スピーカー構成となる。

さらにCX-30のキャビン空間に合わせたアンプのチューニングも行われ、運転席を中心にしたドライバー専用モードのほかに全席モードも用意され、後席でもよい音を楽しめる配慮がなされている。

このほかボーズ社と共同開発した「ボーズ・サウンドシステム」は「20S」を除くグレードにメーカー・オプションで用意される(価格は7万7000円)。

「マツダ・ハーモニック・アコースティクス」のレイアウトを踏襲したカウルサイドの3Lウーファー、サイド・ウインドウ先端の2.5cmツイーター、前後ドア上部の8cmスコーカーに、8cmセンター・スピーカー、サテライト・スピーカー、サブウーファーを合わせた12個の専用スピーカーを搭載。そのうえでボーズを体現するチューニングを施し、低音域の強化と音質の向上を実現している。

新型CX-30の価格/発売日

マツダCX-30の消費税10%を含む価格は下記の通り。

ガソリン車(SKYACTIV-G)、ディーゼル車(SKYACTIV-D)の発売日は10月24日。SKYACTIV-X搭載車は2020年1月下旬の発売予定だ。

SKYACTIV-G 2.0

ガソリンとディーゼルの発売日は10月24日。入り口価格は239万2500円
ガソリンとディーゼルの発売日は10月24日。入り口価格は239万2500円

20S(FF、6MT/6AT)239万2500円
20S(4WD、6MT/6AT)262万9000円
20Sプロアクティブ(FF、6MT/6AT)261万2500円
20Sプロアクティブ(4WD、6MT/6AT)284万9000円
20Sプロアクティブ・ツーリング・セレクション(FF、6MT/6AT)273万3500円
20Sプロアクティブ・ツーリング・セレクション(4WD、6MT/6AT)297万円
20S Lパッケージ(FF、6MT/6AT)279万4000円
20S Lパッケージ(4WD、6MT/6AT)303万500円

SKYACTIV-D 1.8

XDプロアクティブ(FF、6AT)288万7500円
XDプロアクティブ(4WD、6AT)312万4000円
XDプロアクティブ・ツーリング・セレクション(FF、6AT)300万8500円
XDプロアクティブ・ツーリング・セレクション(4WD、6AT)324万5000円
XD Lパッケージ(FF、6AT)306万9000円
XD Lパッケージ(4WD、6AT)330万5500円

SKYACTIV-X

Xプロアクティブ(FF、6MT/6AT)329万4500円
Xプロアクティブ(4WD、6MT/6AT)353万1000円
Xプロアクティブ・ツーリング・セレクション(FF、6MT/6AT)341万5500円
Xプロアクティブ・ツーリング・セレクション(4WD、6MT/6AT)365万2000円
X Lパッケージ(FF、6MT/6AT)347万7100円
X Lパッケージ(4WD、6MT/6AT)371万3600円

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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