グリッケンハウス WECハイパーカー・カテゴリーに参戦する新型マシンを発表
公開 : 2019.09.21 20:50 更新 : 2019.09.21 20:51
年内にはSCG004の生産も開始
映画監督から投資家に転じたジェームズ・グリッケンハウスは、2013年に自身の名前を掲げるブランドを設立。その市販モデル第1弾としてSCG003を発表した。ちなみにSCG001はローラのカンナム・マシンを公道走行可能に改造したクルマで、SCG002はグリッケンハウスがピニンファリーナにワンオフで製作させたフェラーリP4/5のレース仕様車だった。
SCG003は2015年からニュルブルクリンク24時間などいくつかの耐久レースに参戦。2017年に米国政府から少量自動車製造業者として認可を受け、ニューヨークで公道仕様車が生産されている。
今年後半には700psの日産製V6ツインターボを搭載するSCG004の製造が、コネチカット州に新設された工場で始まる予定だ。このモデルには公道用のSCG004Sと、レース仕様車のSCG004C、そしてその中間とも言える “公道走行可能なレースカー” 仕様のSCG004CSがある。
SCG006はクラシックなフェラーリ250GT風のスポーツカー(クーペとスパイダーがあり)で、こちらは2020年に発売予定。さらにGM製V8エンジンを搭載したSCGブートと呼ばれる2ドア・ソフトトップのオフローダーも計画されており、公道仕様とバハ1000向けのラリーカーが作られることになっている。